強くはなれなくても豊かに生きる

むっきーのブログ。心身ともにバランスを崩して、いろいろ駄目になりかけちゃいました。これからはもっとしなやかに、もっとしたたかに生きていこうと、考え方を変革中です。心優しい方々、私の成長を見守っていてください(^^)

(社会)君は殴られたことはあるのかな

こんばんは、ムッキーです。

 

 またしても、悲しい事件が起きましたね。埼玉県で16歳の少年が、不良グループによってリンチされて殺されました(埼玉・16歳少年殺害、暴行認めるも殺意は否認 News i - TBSの動画ニュースサイト / 少年殺害事件 逮捕の5人全員が殺意否認 | NHKニュース)。近年、こういう少年犯罪をよく聞きますね。なんて惨いことをするんでしょうか。

 

 昨日、どこかのワイドショーで、女性芸能人がこう言っていました。「なんで殺すまでしてしまったんだろう」。これは本当に率直な疑問ですよね。これくらい殴ったら、やばい(死ぬ)だろうな、とか本能的にはわかって当然だと思いますが、それが欠けているんですよね。それはたぶん、自分は殴られて痛いと感じた経験がないまま、集団心理でリンチに臨んでしまって、後にひけずに殺してしまうという結果になってしまっているのだと思います。なんだか想像力が欠如していますよね。

 

 私は、激しい殴り合いのけんかはしたことがありません。でも小学生で血の気が盛んな頃に、一本のペンを巡って同級生に、殴られて殴り返したということがありました。殴られたら痛く、殴った拳も痛いんだ。そのときにそう感じた感覚が身に染み付いています。それ以降も軽いけんかとかは会ったと思いますが、その経験があるから力任せにということはありませんでした。まあ、先生に殴られたということはありましたが。。。

 

 それにしてもこのような少年犯罪を繰り返さないためには何が必要なのでしょうか。幼い頃に、実際のけんかの経験をさせることでしょうか。当然、そうでは無いと思います。その行為をしたら相手がどう思うかということを想像する力、そして集団で動いているときに一歩引いた視点を持って異を唱える力。こいうのが必要なのだと思います。どうやったら身に付くのかはあまりわかりませんが、豊かな心を持った子供たちが育つように、家庭も教育現場も、ちゃんと子供を気にかけてあげないといけないと思います。

 

 少年が起こした犯罪だからといって、大目に見ることはできない。でも、「今時の少年は」で済ますこともできません。みんなで真剣に考えないと。

 

 以上、ムッキーでした。