強くはなれなくても豊かに生きる

むっきーのブログ。心身ともにバランスを崩して、いろいろ駄目になりかけちゃいました。これからはもっとしなやかに、もっとしたたかに生きていこうと、考え方を変革中です。心優しい方々、私の成長を見守っていてください(^^)

(人生)努力しない若者たち?

  最近秋になったからかなあ。眠たい日が続くむっきーです。

 

  さて、先日こんなテーマを扱ったテレビ番組を見ました。「努力しない若者たち」。もろ若者の僕としては、このタイトルだけでなんだか腹が立ってしまいます。本当に若者は努力していないんでしょうか。

 

  その番組によると、若者は現状の生活に満足していてかつ、努力しても報われないと諦めているから努力しないということです。うーん、それってなんかおかしくないかなあ。

 

  そもそも現状に満足しているんなら、努力しないというのは、当たり前のことじゃないかなあ。何を努力しろと言うんだろう。そして、諦めっていうのも、無駄な体力と気力を使わないために、必要のない努力をしないように心がけているというように言えるけどなあ。

 

  いや、たぶんその番組をつくった人たちはこういう考え方自体が気にくわないんだろう。というか、そもそもその番組の作り自体がなんか変だった。何人かのコメンテーターが出てて、「今の若者ってなんですぐに努力することをやめるのか、信じられない」とか「私たちの頃は一生懸命頑張ってたけどなあ」とか話してた。だけど、このコメンテーターは20代後半とか30代前半とかの人なんですよ。

 

  見る人によってはコメンテーターたちも若者。「何言ってるんだ」と思った人も多いのではと思いました。

 

  たぶん、ようするにあれです。たいていの人が、自分より年下の人間がやることが気にくわないように感じるものだと思うんですよ。自分の部下や、昔入っていた部活の後輩、母校に通う現役の学生たち。そういう人を見てたら、なんやかんや文句をつけたいもんなんでしょう。まあ、それ自体は否定しませんが、文句つけるときは自分たちはどうだったのかを真剣に振り返る必要があると思います。

 

  この番組を作った人は、おそらく下の世代のこと自体が気にくわないんじゃないのかな。というより、下の世代の気持ちとかを理解しようとせずに、自分たちの世代をスタンダードと思ってしまい、それを強制しているのではないか。そのように感じてしまいました。

 

  でも、おそらく僕ら20代の世代に諦めが蔓延しているのも実感できます。失われた20年とか言われたり、ゆとり教育がとかいわれたらそりゃ、諦めろと言われているようなもんだと感じてしまうんです。まあ、言い換えると努力しても報われるとは限らないことを知っている。これはこれで今の若い世代の自己防衛の姿だと思うのです。

 

  だけど、僕は努力して、なんとか自分の夢を叶えたいと思っています。そう思ってる人が多いのも事実。僕の夢はまだぼやっとしているけど、自分のためにも、将来の家族のためにも、この社会を良くするためにも頑張っていこうと思っています。

 

  いろいろなことを頑張るぞ〜