強くはなれなくても豊かに生きる

むっきーのブログ。心身ともにバランスを崩して、いろいろ駄目になりかけちゃいました。これからはもっとしなやかに、もっとしたたかに生きていこうと、考え方を変革中です。心優しい方々、私の成長を見守っていてください(^^)

ニートって、絶対大変だと思う。

 今日はスーパームーンの日らしい。空を見上げてみた。雲でなんにも見えなかった。でも、見えないけどたぶんスーパームーン状態の月は、一生懸命頑張って輝いていたんだろうね。月はいいよね。唯一無二の存在で。

 

 人間社会でも、月のように、唯一無二と思えるくらい輝いている人もいる。でもそれ以外のほとんどが、数多くの星というか、宇宙に散らばるくずとかかすのように、漂っているだけなんだよね。僕も含めて。

 

 そして、その他大勢のなかでもさまざまな順位がついている。たとえば、優秀、やや優秀、普通、、、、、いうように。そして、社会的に大きな声でもっとも批判されやすいのが、仕事もせず学業もせず就活もしない「ニート」なんだろうなと思う。

 

 事情があってニート状態の人もいるし、性格的というか生まれつきな性質の問題でニート状態の人もいると思うけど、いっけん元気そうに見えるのに働いていない人たちは多いに冷たい目で見られてしまう。

 

 そのニートって、絶対大変だと思わない? たぶん、彼らはめちゃくちゃツラい日々を送っていると思う。

 

 実は僕も、諸事情があって数ヶ月間、ニート的な日々を送ったことがある。その日々って、何をするかというと、ずばり何もしない訳ですよ。本当、真っ暗な洞窟の中って感じの日々。

 

 例えば。起床は昼くらい。それから家でぼうっとする。そして、家にいるのもなんだかツラくなってくるから、図書館とかファミレスとかにふらりと行く。夜、家に帰ってぼうっとする。そして寝る。という日々。これが何カ月も続く。

 

 こういう日々を送っていたら、何か用事を作りたくてたまらないんだよね。それで、しょうもない用事を入れて自己満足する。おそらく、老後の暇で暇でたまらない老人たちもこんな気持ちなんだと思う。だから老人たちは病院に行く用事とかをさも大事かのように語る。予定があってうれしいんよね。

 

 若者でこういう生活するのは普通に苦しすぎる。普通に考えたら、何もしていないから体的には楽なはずだし、働いているわけでもないからストレスフリーなはず。だけど、頭の中で「このままじゃダメだ!!!」って誰かが、というか、自分の分身みたいなのが四六時中叫んでいる気がして、それがなんとも表現できないくらいのストレス。僕としては、仕事のストレスよりも激しいストレスだった気がする。もう考えたくもない。

 

 だから、本当に何年間、何十年間もニート生活をしている人たちは、いつも苦しい日々を送っていると思う。楽そうにしているニートさんも、頭の中で一生懸命自己防衛作用が働いて、楽そうに演じているだけだと思うよ。

 

 彼らも、一種の病気と言うか、社会的弱者なんだよね。どうやったら救えるかはわからんけど、本当は救ってあげないといけない人々なんだよね。

 

 やはり、人間に生まれた以上、少なからず社会と関わり、何かしら社会というか他の人の役に立つようなことをしないと生きていけないんだと思う。働くことはつらいけど、働くことでやっと人間になれるのかもしれない。(もちろん、物理的に働けない人もいるけど、そういう人は別だよ)

 

 ここまで書いてきてなんかつらくなってきた。でも、本当に頑張って働いていかないといけない。そしてせっかくやるなら、少しでも自分の得意分野を発揮できるか、もしくは好きなことに近い仕事がするべきなんだよね。頑張らないと。