大阪人っていうのはいったい何なんだ
さあ、大阪シリーズ第二弾。久しぶりに大阪ミナミに行ったので感じたことをつらつらと。
大阪弁ってすごすぎ
いっつも思うけど、大阪弁ってすごすぎ。キャッチの人たちの声の掛け方もすごい、どんどん引き込まれて行く。店で出会ったおばちゃんのパワーもすごい。もう「はい、ついていきます!」って言わないといけないなと思うくらいの吸引力。それに大阪の人同士の世間話なんて聞いていただけでも面白い。
自分も大阪近辺に住んでいたことがあるので、聞き慣れていないわけではないけど、久しぶりにしっかりと聞くとすごいよなあ。全体的な大阪人っていうより、ミナミといわれるところにいる大阪人の話す大阪弁がすごいんよなあ。たぶん。
もう、あれで一つの別の言語って感じなんよなあ。イントネーションというか、リズムというか、話の流れというか、すべてがまねできないんよなあ。聞いていて歌みたいなんよなあ。テレビに出てる大阪芸人が話しているようなわざとらしいやつともまた違う。京都や神戸の人の話し方とも違う。よく説明できんけど、聞いてて面白いんよなあ。
あれは一つの民族なのかも
言葉だけでなくて、発想力というか、考え方?みたいなやつもすごいのかもしれんなあ。大阪人って、一つの民族みたいなもんなのかもね。(この前書いた民族学博物館の記事に引きずられているけど笑)
ちょっと褒めすぎました。ですが、ああいう方言というか言葉って大切にせんといかんよね。地方によって話し方が違うのは、それぞれが何かしらの意味があってのことだしね。大阪みたいに元々話す人口の多い方言は残りやすいけど、もともと人口の少ない地域や劣等感をもっている地域の方言ってどんどん減っていくんだろうね。
そんなのは、ちょっとさみしい。やっぱりなんとかして残していかんといかんのやなあ。前回の記事とけっきょくは同じような結末になってしまいましたとさ。
けど、やっぱりとにかく言いたい事は大阪は面白いなということ。東京一極集中はさけられないけど、せめて大阪くらいは頑張ってほしいなと思うのでした。