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これからは、しなやかに生きる

会社員むっきーのブログ。仕事で心身ともに駄目になりかけたことも。これからはしなやかに、人生の目標に向かって生きて行きます。心優しい方々、私の成長を見守っていてください(^^)

真夜中のマクドナルド

 真夜中のマクドナルドに行ったことはありますか。真夜中といっても、特に午前2時〜5時くらいの間。この時間ってなかなか闇が深い。

 

 先日の午前2時ごろ、都心にあるマクドナルドに行きました。終電を逃したので、パソコンを開いて書き物をしようかなというくらいの軽い気持ちでした。私は夕方から夜の早い時間に一杯のコーヒーと居場所を求めてマクドナルドに行くことはよくありますが、こんな真夜中に行くことはまずありません。

 

 店を入るといつもどおりのマクドナルドのカウンター。店員さんにいつも通り、ホットコーヒーSサイズを頼みました。それを受け取って客席があるフロアに入ると、お客さんがたくさんいることがパッと見てわかります。ですが、一瞬でその光景の異常さを感じました。おかしいです。話し声が全く聞こえないばかりか、みんな、顔がありません。

 

 いや、顔がないわけはないか。そうじゃなくて、みんな机に突っ伏して寝ているんです。たぶん30人くらい客がいたんですが、そのうち20人くらいが寝ています。まるで退屈な授業が繰り広げられている教室のような光景です。そして、ぷーんと嫌な匂いが漂ってきます。足の裏の臭いというか、なんなんだろうな。空気が明らかに淀んでいました。

 

 終電を逃して始発までの時間つぶしとしている人が多いのでしょうか。勤務時間が終わる時間の関係で逃した人、遊んでいて逃した人、そもそも寝場所として使っている人。様々な人がいるんだろうけど、本当に異様な空間だね。お金がある人は宿に泊まれるし、こういうところにはいないんだろうね。お金をあまり持っていない人や、過酷な勤務の人、遊び人たち、はたまた家のない人がここに集まって肩を寄せて時間を潰す。格差社会の象徴のように感じます。

 

 うーん。ネカフェ難民とかマクドナルド難民とか数年前は結構耳にすることがありましたが、最近はあまり聞かない気がします。でも、特に景気もよくなってるわけでもないし、そりゃあこういう光景が変わるわけないか。友人に話すと、けっこう知られた光景なんですね。私は初めて見たので、今回のことはけっこうショックでした。

 

 さて、ここで大事なのはそういう場所に入った時の自分の気持ちです。

 

 途中入ってきた女子大生風の女性が発した「うわっ、無理!!!」という言葉。彼女は逃げるようにこの場から立ち去りました。これは正直な気持ちかもしれません。でもそれを発したらそこにいるたくさんの人が何を感じるのでしょうか。僕も正直に言って、最初そう思いました。この人たちと同じと思われたくない、と思ったかもしれません。でも、差別は良くないと思っているので、気にしていないふりをしていました。

 

 しかし、今考えると私はけっこう無理をして、その場にいたように思います。自分は何も気にしていませんよというように。これって何ですか。これも、立派な差別ですよね。

 

 結局いい人ぶっている自分の方がよっぽど残酷なような気もしました。あーあ。偽善者偽善者と言われますが、僕が一番偽善者なのかなあ。かと言って、本心からその場のことを居心地がいいと思えないのも自然なことのように思えるし、本当に難しいね。

 

 いい人間になりたいって思ってもそれは難しい。そもそもいい人間の定義がわからないし。そんな事より、まずは人を見下さない人間になりたいと思います。