後悔はしたくないから
たとえば、生まれた場所や時代や環境がありえないほど恵まれていて、生まれてから何も学ぶ必要がなく、何も働くことがなく、何もせずにただぼーっと過ごしているだけでいいとする。それだったら、私はただぼーっとした毎日を過ごすだけなのかな。
たとえば、ただぼーっとしているだけで、周りのひとがにこにこ笑っていて受け入れてくれる世の中だったら、私はただぼーっとしているのかな。
こんなことはありえないだろうし、わざわざ考える必要もないとは思う。
けど、生きる目的を知らずに生きているっていうのも、これに近いことなのかなと最近思うようになった。正確には、生きる目的を「知らず」ではなく、生きる目的を「決めず」だと思うけどね。
自分は恵まれていると言われるほどではないにせよ、そこそこの所得の平凡な家に生まれて、ぬくぬくと生きてきた。普通に高校大学と卒業させてもらって、普通に就職した。けど、これってどこも自分で決めてないと思うんよなあ。
さすがに入る会社や大学は、自分で受けて、受かったので、少しは意思は働いているにしても結局は相手の基準なんよな。入れてくださったことは、大変ありがたいにせよ、それほど本気の覚悟があるわけでもないため、仕事はしんどいと思うことばっかだし。
こういうことを書くと、若いからだと笑われるんだろうけど、自分では本気で悩んでるんよね。本当に、このままで良いとは思えないんよな。
一人の人間として生きているからには、何かしら役割が与えられていると思うんです。だから、誰が他の人の真似をしたような、そしてみんなと一緒のような生き方に甘んじてはいけないと思ってしまう。でも、こう思うのも傲慢なんかな?
よくわからんくなってきたけど、もっと本気で生きんといかんなと思う。本気で自分はこの人生で何をやり遂げるのか、決めんといかんな。そのためにも、もっと大胆に、いろいろと、チャレンジしていこうかな。
こんなん自分で書いてても恥ずかしくなるけど、やっぱり、ちゃんと向き合わんといかんと思うんよね。後悔はしたくないからね。